今日は、いつもの歴史人物のまとめではなく、最近読んだ本の中からおすすめのものをピックアップしていきたいと思います。
今まで読んだ本の総括はこちら「おすすめ歴史本」の記事をご覧ください。
今日のこの記事では、ブログらしく少し日記風に書いてみようと思います。
前書き
改めまして、管理人のkumanoです。実はここ2日間ほど熱を出してひっくり返っていました。そのため、2日分の仕事の遅れを取り戻すためなかなかハードな数日を過ごしていました。(ブログが遅れたのはそのためです・・・)
スケジュール管理が大変ですが、合間合間に図書館や本屋さんに行っては、歴史関係の書物を読み漁っています。
で。最近また「面白いな」と思う本に出会えたので、レビューがてらまとめていきたいと思った次第です。
それでは、前置きが長くなりましたが書いていきます。
マンガでわかるイギリスの歴史
まずはこちら。私は最近フランスの次にイギリスの歴史にドハマリ中なのですが、これは入門編としてとても良いなと感じました。
歴史が苦手な人でも、マンガなら読みやすいかなと。フルカラーですし、区切りにちゃんとそれぞれの年表がまとめられていて分かりやすい。それぞれの時代の人物もちゃんと取り上げられているのも良いですね。
ヘンリー8世とか宗教革命あたりなどは複雑で分かりにくいですが、こちらを読めばもう少し簡単になりそう。ただ、簡素にまとめられている分「もっと詳しく!」という方には当然物足りない内容ではあると思います。
あくまでも入門編、そして補助的に読むと良いかなという感じです。
余談ですが、登場するヘンリー8世たちのキャラがとても可愛らしくて好きです。
世界ナンバー2列伝
こちらはいわゆる「影の立役者」的な人物をまとめた本。
良いなと思った点は、「世界」というだけあってアジア・ヨーロッパ・アメリカ、中東など、色んな国や地域の人物をまとめていること。
個人的にはリシュリューやマゼランなどは、掲載されていて嬉しかったですね。どうしても歴史書では彼らの行ったことしか書かれていなくて、彼らがどんな性格の人間かなどは割愛されることが多かったので。
もちろん、一人ひとりに割かれるページ数はこの本でも少ないですが、リシュリューが大政治家でありながら体が弱かったこととか、中国の始皇帝に仕えた李斯などが載っていて楽しかったです。
あとは文章が堅苦しくなくて、読みやすいのも好印象。
中東やインドなどの歴史上人物をまとめられているのもあまりないので、アフリカ・アジア・中東の歴史を知りたい方にもおすすめです。
マリー・アントワネットとフランスの女たち
どぎついショッキングピンクと、官能的(?)な表紙のイラストが印象的な本。
真面目さからは欠ける表紙に「大丈夫かな?」と懸念しましたが、まあ、読み物としては楽しめると思います。
本人たちになりきって話すような文章があったり、ユーモアを交えて書かれた文章は、歴史書として鵜呑みにして良いのか怪しい部分もあるかもしれません。しかし、年表や系統図などは分かりやすいし良くまとめられています。
あと、あまり見たことのない肖像画が添えられていて、カトリーヌ・ド・メディシスやルイ13世の絵も「こんなのあったんだ」と驚きました。(写真が小さく、モノクロなのが残念ですが新しい発見にワクワクしました)
他にも、当時のフランスの文化や様々な人物が登場してくるので、読み応えはあるなと感じました。
殺戮の世界史
最後は・・・おどろおどろしいタイトルの本。
「タウンページか!」と思うくらい分厚いです。そして何より表紙が不気味。かなり高価な本なので、今回は図書館で借りたのですが、ちょっと躊躇するレベルでした。「やだこの人怖い本読むのね」なんて図書館の人に思われそうだな・・・。なんて心配するレベルです(苦笑)
実際、中には「殺戮」のタイトル通り、かなりえげつない描写もありましたが・・・本来戦争はそういうもの。戦争は非道な行いで構築されてきたんだと再確認するものでした。
目を覆いたくなる内容のものもありましたが、ユグノー戦争などはちゃんと理解したいと思っていたので、そこは勉強出来て良かったなと思います。
改めて思うことは、昔の人間は今以上に残虐なことをするように思います。処刑方法も、今では考えられないような、この世の責め苦を考え抜いて実行する恐ろしさがあるなと思いますね。(中東などでは今でも残虐な事件があったりしますが・・・)
翻訳された本は、たまに読みにくいものがありますが、こちらは読みやすかったです。
まとめ
いかがだったでしょうか。少しでも気になった本があれば嬉しいです。
今はヨーロッパ中心に調べている私ですが、いつか日本史にも手を出したいと思っています。日本史は学生時代読み漁っていたので、実はとても好きなんですよね。江戸末期とか特に大好きです。
また面白い本など見つけたら、今後もこうやって紹介してみたいですね。
あとはサブカルチャー(マンガや映画、アニメやゲームなど)でも、歴史の人物が登場することもあるので、そんなものも取り上げても面白いかなと思っています。
ソーシャルゲーム(ソシャゲ)だと、モンストとかFGOとかパズドラとかですかね。いつか記事を書いてみたいとも思っていますよ!